歯科審美治療
About esthetic dentistry
美しさ、若々しさを最大限に引き出す
「歯の色を白くしたい」「銀歯を目立たなくしたい」「歯並びをきれいにしたい」「歯茎の黒ずみが気になる」… 歯科審美治療は、このような口元の見た目に関するお悩みを解決し、自信の持てる美しい笑顔を実現するための治療です。
高橋デンタルオフィスでは、ホワイトニングによる歯の漂白、セラミックを用いた自然な仕上がりの被せ物・詰め物(セラミッククラウン、インレー)、ラミネートベニア、ダイレクトボンディング、マウスピース矯正(インビザラインなど)による歯列矯正など、様々な治療法をご提案しています。
治療にあたっては、単に見た目だけでなく、噛み合わせなどの機能性、長期的な安定性も考慮し、患者様一人ひとりに最適なプランを作成します。セラミック矯正のデメリットや、歯列矯正で抜歯が必要なケースなど、気になる点も丁寧にご説明し、安心して治療を受けていただけるよう努めています。
高橋デンタルオフィスは、歯科審美学会認定医(jaed@kokuhoken.or.jp)、日本歯周病学会認定・歯周病専門医のクリニックだからこそ、それらを両立することができます。
1歯科審美治療における当院の特徴
1. 魅力的な笑顔のための表情の診断
自然で美しいお口元をつくるためには、まず表情の診断からはじめます。
「美しいスマイル」を作り出すにはいくつかの法則があります。画像右上の口元は、比較的水平にすることで落ち着いた年齢や男性的なイメージを作り出します。画像右下の口元は湾曲を着ける事により若々しく、またやさしい女性的なイメージを作り出します。
(画像はDr.Goldstein 「Chamge Your Smail」より可変引用)
歯や口元だけでなく、微笑んだ時の表情や、唇の動きも重要なチェックポイントとなります。
2. 個性を大切に・色、形へのこだわり
治療例01
古くなったさし歯と歯ぐきにすき間ができ、色や形にも不満をがありました(写真1)。写真を分析し、約30色のセラミックから選び出し、何色も重ね合わせます(写真2)。本人の歯と見分けのつかない、ジルコニア・オールセラミックのかぶせ物が入りました(写真3)。
このように標準的な色や形でなく、個人の歯の特徴を捉えることを「キャラクタライズ」と呼ばれています。これは歯科技工士の高い技術力が必要となります。
この方の場合、費用は150,000円(税別)で、治療後のリスクとしては打撲などでセラミックが破折する事、新たに歯周病に罹患したり、加齢により歯肉が退縮する事が挙げられます。
当クリニックではセラミックにおいては5年の保証がある他、早期に歯肉退縮が起きた場合、歯肉移植等で歯周組織を再建いたします。
3.マイクロ・スコープ(顕微鏡)による形成
歯にぴったりあった被せものを作るには、治療の精度を高める必要があります。
より精密さを追求するため、当医院では通常2倍~5倍の拡大鏡や、歯科用のマイクロスコープ(顕微鏡)を用いて治療をおこなっております。
*高倍率鏡による治療は、自由診療の補綴物に限らせていただきます。
当医院では、欧米で信頼が厚いCarl Zeiss社、Surgitel社の拡大鏡を使用しています。
4.精密な歯型の取得
精巧なかぶせ物を作るには、精度の高い作製用模型が必要です。そのために、3MESPE社(ドイツ)のビニールシリコンという素材でできた特別な型取りの材料を使用します。
5.優秀な歯科技工士による製作
かぶせ物の善し悪しは、それらを作る歯科技工士の技術によって大きな差がでます。
当医院では優秀なセラミスト(セラミックの補綴物を専門に扱う歯科技工士の名称)が、被せものや差し歯を製作します。私たちは、患者さんの歯や口元の情報をデジタル写真で交換し、より自然でその人にあった色と形を作り出す努力をしています。
6.治療後のメンテナンス
審美歯科治療において、特に前歯では歯と差し歯の境目が見えないように歯茎の中に設定します。しかし、経年的変化や歯周病による炎症、強すぎるブラッシングなどが原因で、歯ぐきがやせて境目が露出、黒いラインに見える事があります。また、被せもののセラミックも年数が経つと多少くすんできます。
そこで、当医院にて定期的なクリーニング(PMTC)を実施することで元の白さを取り戻し、美しい状態を維持することができます。
メインテナンスは4ヶ月~6ヶ月の間隔で行っていただくことをおすすめします。
2施術例の紹介
高橋デンタルオフィスにおける、審美歯科治療実施例を紹介します。(価格は施術当時の価格であり、現在と異なる場合があります。詳しくはお問い合わせ下さい)
1.前歯の形と色に変化をつける
前歯が黒ずんできて、間が開いてきてしまったこと、歯茎と差し歯の境目が目立ってきたのが気になるということで治療しました。
写真をタップすると、治療前の写真が表示されます
前歯2本オールセラミックスと、向かって右側の歯をラミネート・ベニアで治療しました。
2本の歯は少し幅を広げて隙間をなくし、歯の先端のラインを柔らかくすることで美しく女性らしい口元になりました。
この方の場合、オールセラミック1本150,000円が2本とラミネートベニア1本145,000円で治療費は445,000円(税別)です。リスクとしてはセラミックに想定外の負荷や衝撃がかかった場合の破折や、ラミネートベニアの脱落(接着剤でついているだけなのでかぶせるタイプより外れやすい)があげられます。
2.より自分の歯に似せてつくる
古いかぶせ物の色や形が周りの自分の歯と合っていないのが気になるということで治療しました。
写真をタップすると、治療前の写真が表示されます
全体の調和を考え、色、形だけでなく歯の先端の波形状や透明感、表面の状態も周りの歯と合わせました。
特に難しかったのは色で歯科技工士がオリジナルの色を作り、何回もお口の中で色合わせをしました。それにより自然なお口元を得ることができました。
この方の場合、オールセラミックが150,000円とキャラクタライズ加工技術料が40,000円で治療費は190,000円(税別)です。リスクとしては想定外の負荷や衝撃によるセラミックの破折、あらたに歯周病に罹患したり、加齢による歯肉退縮があります。
3.ブリッジやさし歯の形を変える
現状のブリッジの形が悪く、色や形が不自然で笑うと明らかにさし歯とわかってしまうのが気になるということで治療しました。
写真をタップすると、治療前の写真が表示されます
まず仮歯を作製し、ご本人のイメージされる形をつくったうえで被せ物に反映させました。昔のブリッジは金属を用いていたので、今回ジルコニア・オールセラミックスのブリッジで施術しました。
より天然歯に近く自然な感じが得られる上、歯ぐきとの境目もきれいな仕上がりになりました。
この方の場合1本150,000円が3本で、治療費は450,000円(税別)です。リスクはブリッジ全般にいえることですが、2本の歯で3本の被せものを支えているため、支えている歯が弱くなりやすい、真ん中の歯(ダミー)の周りに汚れがつきやすいので丁寧なセルフケアが必要です。また想定外の負荷や衝撃でセラミックが破折する、あらたに歯周病に罹患したり加齢により歯肉 退縮がおこる等があります。
4.歯並びをセラミックで治療
前歯2本が重なっていて、見た目も悪く、唇も閉じず、常に前歯が飛び出している状態が気になるということで、治療しました。むし歯で神経をとっており、色も変色していました。
写真をタップすると、治療前の写真が表示されます
神経のある歯であれば矯正治療が適応ですが、神経をとった歯は被せてあげないと破折することがあります。
セラミックで歯並びを整え、厚みを少し薄くすることで唇も自然に閉じ、スッキリとした口元になりました。色も明るめにたことで顔映りも明るくなりました。この方の場1本150,000円が2本で、治療費は300,000円(税別)です。リスクとしては元々段差があったため、幅は合わせられるが長さが不均等になってしまう、通常より薄く仕上げてあるので強度が下がる、想定外の負荷や衝撃によるセラミックの破折、あらたな歯周病の罹患や加齢による歯肉退縮などがあげられます。
5.ラミネート・ベニアの治療
左側の前歯の一部をぶつけて大きく欠けてしまいました。あまり歯を削らない治療を希望されたためラミネートベニアで治療しました。
写真をタップすると、治療前の写真が表示されます
コンポジット・レジンも選択肢にありましたが、変色するので、定期的に取り替える必要性があるため、ラミネート・ベニアで治療しました。
表面を薄く削り、薄いセラミックを特殊な接着剤で貼付けます。全部被せるタイプに比べると削る量は半分ですみます。
この方の場合、治療費は145,000円(税別)です。リスクはラミネートは薄い為、セラミッククラウンと比較して強度が落ちる、接着剤のみでつけているので剥がれることがある、また、もともとある歯の色が透けるので色の調整が難しい、等があります。

