3施術例の紹介
高橋デンタルオフィスにおける、審美歯科治療実施例を紹介します。
1.前歯の形と色に変化をつける
前歯が黒ずんできて、間が開いてきてしまったこと、歯茎と差し歯の境目が目立ってきたのが気になるということで治療しました。
写真をタップすると、治療前の写真が表示されます


前歯2本オールセラミックスと、向かって右側の歯をラミネート・ベニアで治療しました。
2本の歯は少し幅を広げて隙間をなくし、歯の先端のラインを柔らかくすることで美しく女性らしい口元になりました。
この方の場合、オールセラミック1本150,000円が2本とラミネートベニア1本120,000円で治療費は420,000円(税別)です。リスクとしてはセラミックに想定外の負荷や衝撃がかかった場合の破折や、ラミネートベニアの脱落(接着剤でついているだけなのでかぶせるタイプより外れやすい)があげられます。
2.より自分の歯に似せてつくる
古いかぶせ物の色や形が周りの自分の歯と合っていないのが気になるということで治療しました。
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全体の調和を考え、色、形だけでなく歯の先端の波形状や透明感、表面の状態も周りの歯と合わせました。
特に難しかったのは色で歯科技工士がオリジナルの色を作り、何回もお口の中で色合わせをしました。それにより自然なお口元を得ることができました。
この方の場合、オールセラミックが150,000円とキャラクタライズ加工技術料が20,000円で治療費は170,000円(税別)です。リスクとしては想定外の負荷や衝撃によるセラミックの破折、あらたに歯周病に罹患したり、加齢による歯肉退縮があります。
3.ブリッジやさし歯の形を変える
現状のブリッジの形が悪く、色や形が不自然で笑うと明らかにさし歯とわかってしまうのが気になるということで治療しました。
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まず仮歯を作製し、ご本人のイメージされる形をつくったうえで被せ物に反映させました。昔のブリッジは金属を用いていたので、今回ジルコニア・オールセラミックスのブリッジで施術しました。
より天然歯に近く自然な感じが得られる上、歯ぐきとの境目もきれいな仕上がりになりました。
この方の場合1本150,000円が3本で、治療費は450,000円(税別)です。リスクはブリッジ全般にいえることですが、2本の歯で3本の被せものを支えているため、支えている歯が弱くなりやすい、真ん中の歯(ダミー)の周りに汚れがつきやすいので丁寧なセルフケアが必要です。また想定外の負荷や衝撃でセラミックが破折する、あらたに歯周病に罹患したり加齢により歯肉 退縮がおこる等があります。
4.歯並びをセラミックで治療
前歯2本が重なっていて、見た目も悪く、唇も閉じず、常に前歯が飛び出している状態が気になるということで、治療しました。むし歯で神経をとっており、色も変色していました。
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神経のある歯であれば矯正治療が適応ですが、神経をとった歯は被せてあげないと破折することがあります。
セラミックで歯並びを整え、厚みを少し薄くすることで唇も自然に閉じ、スッキリとした口元になりました。色も明るめにたことで顔映りも明るくなりました。この方の場1本150,000円が2本で、治療費は300,000円(税別)です。リスクとしては元々段差があったため、幅は合わせられるが長さが不均等になってしまう、通常より薄く仕上げてあるので強度が下がる、想定外の負荷や衝撃によるセラミックの破折、あらたな歯周病の罹患や加齢による歯肉退縮などがあげられます。
5.ラミネート・ベニアの治療
左側の前歯の一部をぶつけて大きく欠けてしまいました。あまり歯を削らない治療を希望されたためラミネートベニアで治療しました。
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コンポジット・レジンも選択肢にありましたが、変色するので、定期的に取り替える必要性があるため、ラミネート・ベニアで治療しました。
表面を薄く削り、薄いセラミックを特殊な接着剤で貼付けます。全部被せるタイプに比べると削る量は半分ですみます。
この方の場合、治療費は120,000円(税別)です。リスクはラミネートは薄い為、セラミッククラウンと比較して強度が落ちる、接着剤のみでつけているので剥がれることがある、また、もともとある歯の色が透けるので色の調整が難しい、等があります。