2歯周病の症状
高橋デンタルオフィスでは、専門医によって、以下のような歯周病の症状、お悩みを解決します。
歯ぐきからの出血、口臭

歯周ポケット3mm〜4mm
歯を磨くと歯ぐきから出血したり、歯ブラシに血がつく、口臭が気になる、などの症状は歯周病の初期にあたります。
まずは歯周病検査を行い、正しい歯の磨き方で歯ぐきをマッサージします。それと同時に歯の表面に付着した歯石や歯垢を除去します。
歯ぐきの腫れ、違和感、知覚過敏

歯周ポケット4mm〜5mm
歯ぐきが腫れて痛みがでたり、疲れがたまると歯ぐきに違和感を感じたりする場合は中等度の歯周病です。冷たいものや熱いものに歯がしみるようになり、歯の周囲の骨も少しずつ溶けていきます。
正しいブラッシングとスケーリングをおこなった後、歯周ポケットの中にある歯根に付着した歯石を除去します。同時に細菌で汚染された歯根の表面をきれいにしていきます。
強い口臭と、軽度な歯のぐらつき

歯周ポケット5mm〜8mm
上記の症状に加え、歯ぐきから膿がでて口の中がネバついたり、強い口臭がしたり、ものが挟まりやすくなった場合は歯周病の中等度〜重度です。この時期になると症状が顕著になり、歯周病を自覚します。歯の周囲の骨が半分くらい失っている可能性があります。
ルートプレーニング施術後の再検査で、歯周ポケットが6mm以上の歯に対して歯周外科手術を行います。また、ぐらつく歯をかぶせ物でつなげる事でしっかり咬めるようにします。
咬めないほど重度な歯のぐらつき

歯周ポケット8mm以上
上記の症状に加え。歯が極端にぐらつく、痛くてものが咬めないくらいになると、歯周病の重度の症状です。この状態になると、歯を支えている骨はほとんど失われています。
X線撮影及び3次元CT撮影で歯を支えている骨の状態を診査し、歯周組織再生療法が適応か、また十分な効果が得られるかを診断します。そのうえで必要性があれば施術します。
また、残しておくと周囲の骨がどんどん溶けて、隣の歯や身体に悪影響が及ぶ、また抜歯後インプラント治療を計画している場合は、できるだけ骨を温存させる為、抜歯となります。
歯周病の急性炎症(急性発作)
普段無症状の歯周病の歯の周りの細菌が急激に増えた事による炎症です。歯ぐきや頬が急激に腫れて強い痛みを伴います。歯もぐらつき、物が咬めなくなり、人によっては発熱もします。身体の疲れや寝不足などによる免疫力の低下が原因です。
抗菌剤(マクロライド系、ニューキノロン系)と解熱性鎮痛剤の服用、症状によっては歯ぐきを切開して膿を出します。歯の根の急性炎症の疑いがある場合は鑑別診断が必要です。
他院で歯周病、または抜歯と言われた
高橋デンタルオフィスではセカンドオピニオンとして、あらためて検査を行い、歯周病がどれくらい進行しているか調べます。日本歯周病学会、米国歯周病学会の治療指針にもとづき、歯周病専門医がその進行段階によってふさわしい治療法を選択・説明します。
歯周病における抜歯の基準は以下の2つです。
1 歯を残すことで、身体や隣の歯に悪影響を及ぼす場合。
2 歯を残すことで顎の骨がほとんどなくなり、インプラントなど抜歯後の治療に支障を来す場合
他院で抜歯と診断されても、保存できる場合もあります。さらに精密な検査によって判断します。