ドクターコラム

渋谷区道玄坂の歯医者 高橋デンタルオフィス

MENU
ドクターコラムDirector's column
Vol.86 歯根破折の種類について(1/3)

根の治療を担当させていただいている佐野です。今回は全3回に分けて歯根破折についてコラムを書かせていただきたいと思います。

第1回 歯根破折の種類について

歯根破折とは、文字の通り「歯の根が割れてしまうこと」ですが大きく分けて、水平破折と垂直破折の2種類があります。

水平破折は、歯根が地面と平行に折れてしまうことを言います。様々なアクシデント(転倒、運動時や交通事故)で歯を強打することが原因です。症状としては、「歯が揺れる」「歯の色が変色した」「ズキズキ痛い」など、本人が自覚しているケースがほとんどです。水平破折の場合は破折部位が口腔内と交通していなければ、折れている部位にもよりますが、歯をそのまま残すことが可能になります。

垂直破折は、歯根が地面と垂直に割れることを言います。例えば割り箸を割るイメージです。原因は主に咬合力(噛む力)によるものだと考えられます。また、殆どが過去に根の治療を行った歯(神経を取った歯)におきています。破折した歯に噛む力が加わると、たわみが生じ、割れたスペースが広がります。そこに細菌が感染し、炎症を起こして骨が部分的に溶けてしまい、歯周ポケット形成します。「根の治療をしたのに噛むと痛い状態が続いている」場合は垂直破折も疑うべきだと考えております。

🍀

次回「第2回 歯根破折の診査方法」へ続きます。

院長コラム(おすすめの記事)