
歯周病ノートDirector's note
内科医M先生と歯周病医学Note #4
「肺炎」と「歯周病」、最近よく新聞や雑誌などで目にすることが多くなりました。
歯周病菌が肺に住み着いて肺炎を起こすことですが、今から18年位前に、私の患者さんである内科医のM先生が「肺炎の患者さんは決まって歯が悪い」とおっしゃっており、どのような関係があるのか不思議でなりませんでした。
現在では「歯周病医学」という分野も確立し、その因果関係が明らかになりました。
残念ながらM先生は亡くなられましたが、「歯周病原菌が全身に及ぼす影響」に関する記事を目にするたびに、素晴らしい洞察力で患者さんを診ていらしたM先生の優しい笑顔を思い出します。
院長 高橋純一(歯周病専門医・指導医)
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