
院長コラムDirector's column
Vol.82 ネイルとラミネート・ベニア
歯の表面に薄いセラミックを貼り付けて審美性を高めるラミネート・ベニアはよくネイルに例えられます。しかし大きな違いは、爪は皮膚、歯は骨であるという点です。ラミネートは多少ですが、歯を削る必要があります。(全く削らずに済む事もありますが、稀です)
爪は時間が経てば多少痛んでも修復できますが、歯は一度削ってしまうと元に戻れません。したがってラミネート・ベニアをするときは気軽にするのではなく、慎重に行う必要があります。気に入らなくてやり直しとなると必要以上に歯を傷めてしまうことになるからです。
現在はパソコン上でシミュレーションを行い、お口元や歯並びのイメージを確認していただいたうえで、ラミネート・ベニアを制作することができます(デジタル・モックアップ、もしくはデジタル・ワッックスアップと言います)ので、事前の十分な審査・診断をお勧めします。
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