
院長コラムDirector's column
Vol.79 認知症を防ぐために〜歯科界の取り組み
日本歯科医師会のコホート調査によりますと残存歯が多いほど認知症になりにくく、歯がほとんど無く、入れ歯も使用していない人は認知症になりやすいことが分かっています。
また、歯が無くても入れ歯、もしくはインプラントによって咀嚼をしている人は認知症のリスクが減ることも証明されています。
さらに最近では、ただ歯があれば良いわけでは無く、健全な状態、つまりお口の環境を常に清潔にしておくことが重要視されています。
私たち(歯科医師と歯科衛生士)は、認知症の前段階であるMIC(軽度認知障害)の段階で、歯科的に介入することで口腔衛生状態を良い方向に保ち、認知症への移行を穏やかにする、もしくは予防することに成果をあげています。
院長コラム(おすすめの記事)
専門医の当院にご相談ください。
