
院長コラムDirector's column
Vol.53 超高齢社会とインプラント
このテーマは、インプラント治療を行っている歯科医にとって、とても難しい問題です。
歯を何本か失って入れ歯を作っても使わない方の場合、入れ歯やインプラントを使ってよく噛んでいる方と比べて、認知症のリスクが1.4倍という調査結果がでています。
ものをよく噛む(咀嚼)ことは唾液の分泌を促進し、脳に刺激を与え、健康であり続けるには欠かせない事です。
だからといって、むやみに高齢者の方々にインプラント治療を勧めることには疑問を感じます。
その方の身体の状態をしっかり把握して、より安全な治療を選択し、快適で質の高い生き方をサポートさせていただくのが私たちの使命と感じているからです。
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