
院長コラムDirector's column
Vol.38 予防歯科をもっと身近に
予防についてお話したいと思います。
予防には、健康な歯や歯肉が新たな疾病にかからない予防と、治療した歯や歯肉が再び悪化しないよう、良好なお口の状態を維持する予防があります。
日本の歯科医院の現状としては、後者の予防が多いようです。虫歯や歯周病で苦労した実体験が、良好な口腔環境を維持したいというモチベーションになっているからでしょう。
しかし、前者の予防も同様に大事であり、欧米ではむしろ前者の方が多いくらいです(2013年度統計)。
日本では多くの方が、何かお口の中に問題が起きないと歯科医院に足を運んでくれません。
怖い、痛いというイメージが強いからです。
これは私たち歯科医師の責任です。
もう少し歯科医院の敷居を低くするよう、努力して行かなければならないと思っております。
院長コラム(おすすめの記事)
専門医の当院にご相談ください。
