歯周病関連菌
歯周病原菌検査について
お口の中に入る細菌で歯周病を引き起こす原因となる菌群は「歯周病関連菌」と呼ばれ、その中で特に悪い影響を与える「レッド・コンプレックス」と言うA.a菌、P.g菌、P.i菌、B.f菌の4種の菌が存在します。これらの菌がお口に中から大量に検出された場合、通常の治療では効果があがらないことがあります。その為に歯周病原菌検査を行い菌 を特定し、お薬を服用して除菌する必要があります。これを「抗菌療法」と呼び、主にマクロライド系やニューキノロン系の抗菌剤が使われます。

BML社によるリアルタイムPCR法による細菌検査の結果を示す表の一部です。
検査法は、歯周ポケットにペーパーポイントで菌を検出する簡単な方法で、痛みも無く5分位で終わります。費用は検出する菌数にもよりますが15,000円〜18,000円(税別)です
A.a菌(Actinobacillus actinomycetemcomitans)
比較的若年の歯周病患者から検出されます。この菌は歯周病の進行が早く重症になるのが特徴です。除菌には抗菌療法が必須となります。
P.g菌(Porphyromonas gingivalis)
成人の重度歯周病患者から検出されます。特に歯周病の進行が著しい部位に高率に検出されます。やはり通常の歯周病治療と併用して抗菌療法も必要となる場合があります。
P.i菌(Prevotella intermedia)
進行した歯周病患者からP.g菌と共に検出されすのが特徴です。
T.f菌(Tannerella forsythus)
歯周病患者の歯周組織破壊が激しい部位で高率に検出されます。難治性歯周病の指標として重要な菌種です。やはり抗菌療法を併用する場合が殆どです。
